この地球に宿る僕の思念は 君に捧げた詩なんだ
君を夏の日に例えようか
いや、君の方がずっと美しい
それならば、君を冬の日に例えようか
いや、君の方がずっと穏やかだ
”愛”と言う言葉が まだない時代に
”I love you” を”死んでもいい”とか”月が綺麗ですね”とか
先生たちは言ったみたいだね
”君の流したサヨナラの涙は 世界の終わりと同じ音がした”
僕ならこんな風に訳したよ 離れていく影につぶやく
そして最後の手紙と共に 物語は終わりを迎えたんだ
僕がまだ人の器をしていた時の話です
この地球に宿る僕の思念は 君に捧げた詩なんだ
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