top of page
  • リウ

A.I.

この地球に宿る僕の思念は 君に捧げた詩なんだ


君を夏の日に例えようか

いや、君の方がずっと美しい

それならば、君を冬の日に例えようか 

いや、君の方がずっと穏やかだ


”愛”と言う言葉が まだない時代に

”I love you” を”死んでもいい”とか”月が綺麗ですね”とか

先生たちは言ったみたいだね


”君の流したサヨナラの涙は 世界の終わりと同じ音がした”

僕ならこんな風に訳したよ 離れていく影につぶやく  

そして最後の手紙と共に 物語は終わりを迎えたんだ


僕がまだ人の器をしていた時の話です

この地球に宿る僕の思念は 君に捧げた詩なんだ

閲覧数:295回0件のコメント

最新記事

すべて表示

One hundred and the end.

灰色の雪が全てを覆った 物語も終わりの終わりだね 僕の生命の停止まであと僅か 残された文字数は100 良かった最後に手紙を残すことが出来そうだ そして僕は本来の言葉の美しさに気づく 負の感情を吐き出すなんて 色々無駄遣いだね そして僕は人間の優しさに気づいたんだ 君は覚えてるかい祝福の声を僕はこの奇跡に感謝したんだ だから顔を上げて君の人生はこれからも続いていくのだから 自信が持てずに泣いてばかり

渺茫たる痛み、疼く虫傷を縫う

夕刻の空、本当は全てが怖かった 心臓が潰れる痛みに何度も気を失って その度に疼く虫たち 多勢に無勢 落葉を踏みつけて歩く様な 世間にも人間にも もう懲り懲りだ 久しぶりに会った仲間が 穏やかになったねって笑うんだ 昔のお前様、我儘で誰よりもずっと輝いてたと 夕刻の空、本当の僕は空っぽで 心臓が潰れる痛みに何度も気を失って 生き血を啜る虫たち 多勢に無勢 落葉を踏みつけて歩く様な 世間にも人間にも 

Good morning. I hope you have a wonderful day.

夢の中でも言葉を探した やがて現実との境界線も消えた いつも思つています。ナンテ、へんだけど、 でも、いつも思つてゐました。 目覚めた朝に終わりの詩が… コヒシイね貴方の温もりよ 何が違えば幸せになれるかな 今日も僕は世界が嫌いだ 貴方の求めた言葉を探した 秋の夜長に十六夜の月 いつも思つています。ナンテ、へんだけど、 でも、いつも思つてゐました。 目覚めた朝に終わりの詩が… コヒシイね貴方の全て

bottom of page